令和5年度新学期のご挨拶

新年度になり、先生方も新たな気持ちで学校生活をスタートされたことと思います。
私たちは「変化の時代に対応し、学校と社会の双方に求められるキャリア教育・探究学習サービスを通して生徒の未来を応援します。」を事業理念として、
今後も高校教育を支援する活動を継続し、社会に貢献できる企業であり続けます。

文部科学省は、4月1日以降の新学期の学校教育活動にあたり、「マスクの着用を求めないこと」を基本とする考えを通知しました。
コロナ禍の終わりが見えはじめるなか、新カリキュラム2年目の令和5年度がはじまります。
2022年11月に実施した高校教員対象のアンケート調査では、「総合的な探究の時間」を意欲的に取り組んでいらっしゃるとのコメントが多く寄せられました。
一方で、新たにスタートしたプログラミング教育や、2025年1月より大学入学共通テストに「情報」が出題されることに関する情報がなかなか得られないという不安の声も上がっています。

新カリキュラムが施行されるなか、先生方の多忙さや多岐にわたる業務を抱えていらっしゃる現状が改めて可視化されています。
求められている変化への対応にご尽力されている一方で、対応の難しさを感じることも少なくないのではないでしょうか。
今後、先生方には「生きる力をどう育むか」「生徒主体の学びをどう導くか」が今まで以上に求められてくることでしょう。
同時に、家庭・企業・社会による教育支援や、先生方への働き方改革・負担軽減も重要課題だと思います。
先生方から頂戴した貴重なご意見も踏まえて、当社に出来ることを最大限検討してまいります。